北土舎特別展琉風、全ての日程を終了いたしました

ご来場くださった皆さま、告知をご協力くださった皆さま、本当にありがとうございました。

人口35,000人の街、しかも人通りの少なくなりつつある商店街の一店舗で沖縄の工芸品展を開催するなんて冒険以外の何物でもありませんが、展示会を通した人との出会いや作り手の方を通して知る新たな知識はかけがいのない財産でもあります。

都会への一極化が進む中、地方こそ文化的な活動に敏感でありたいな、と思います。

自然や風土から育まれるその土地ならでの文化は都会が真似しようとしてもできないもの。そんな地域の文化から都会的なものまで含めて地方が元気だったら、世の中はもっと面白くなるんじゃないか。

ちょうど近世では日本全国の地方で歌舞伎や地芝居が行われていたように、地方でもファッションショーが開催されたら面白いと思うのです。ただ都会のファッションショーを真似るのではなく、風土を表すような、そういつも地域のアイデンティティとして推している万祝をアレンジしたファッションショーなんか開催されたら面白いと思いませんか?

話がそれました。

だから開催できるものなら地方だろうと過疎地だろうと、文化的なイベントには意義があると思うのです。

たまたま北土舎では沖縄がテーマだったのです。

このような展示会を通して沖縄に興味を持って、美しい海や賑やかな国際通りだけではない沖縄を知っていただけたら嬉しいと思いますし、次回の琉風イベントで◯◯行ってきたよ!なんて話になったらイベントを開催した労力が報われるってものです。

文化的なことを楽しむには目の前にある文化に興味を持つこと。

色んなことに興味を持ちつつ、新たなイベントを企画して参りたいと思います。

最後に関係者の皆さん、家族のみんな、ありがとうございました。今年も良い風を浴びることができました。

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