沖縄の糸満市を拠点に、伝統的ながらも現代に響くシーサーと張子を製作されているニャン山。 漆喰シーサー担当の上原さんと糸満ハリコ担当の赤嶺さん二人による工芸ユニットです。 その愛くるしさにファン続出で、今沖縄でとっても勢いのある工房の一つです。
漆喰人形は琉球石灰岩が原材料。張子は紙です。 なので製法が全く異なるんですよ。
沖縄では屋根に敷いた赤瓦の隙間を埋めるのに漆喰が使用されてきました。その余った漆喰で家の守り神としてシーサーを作ったのが屋根の上のシーサーの始まりと言われています。 その漆喰を使ったシーサーは勿論のこと、沖縄の生き物シリーズも大人気! 一方、琉球張子は沖縄でのこどもの日「ユッカヌヒー」(旧暦5月4日)にて、子どもたちに買い与えられる玩具でした。
琉球張子は南国特有の鮮やかな着彩とおおらかな表情が魅力です。 大人気のピージャー(やぎ)を始め、ガジュマルの木の妖怪キジムナー、神様なのに愛らしい(ミルク=弥勒)など可愛いのに沖縄の文化を伝えてくれる存在感が魅力です。
そんなニャン山の漆喰人形と張子、是非手に取ってご覧ください!
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